皆様、こんにちは。
ジカ熱が 南米を中心に襲ったニュースは 昨年のリオ・オリンピックの時に知った方も多いかと思います。
日本でも公園などの公的なスペースが立入禁止になったりしてご記憶にある方を多いかと思います。
このジカ(Zika)ウイルスは、蚊を介して 人に罹患していきます。
本日は、妊娠中の女性がジカ熱に罹ると、ジカウィルスが 胎児にとって小頭症など重大な健康上の脅威となる可能性がありますが、研究者らはこのウイルス自体が、脳腫瘍の治療に役立つという研究報告をご紹介致します。
研究者らは、ジカウイルスが正常な成人の脳細胞にほとんど影響を与えることなく、ガン細胞を優先的に標的とし、がん細胞を死滅させたことを発見しました。
次に、研究者らは、膠芽腫(脳腫瘍)を有するマウスでジカ療法を試験しました。
それによると、ジカウィルスで治療したマウスは、ジカウィルス治療を受けなかったマウスよりも遅い腫瘍増殖を示し、より長く生存していることを発見しました。
治療を受けていないマウスはすべて約1ヶ月後に死亡したが、治療されたマウスの半分近くがまだ2ヶ月後に生存していたという。
ワシントン大学のマイケル・ダイアモンド教授は、「我々の研究は、神経腫瘍学および膠芽細胞腫の治療において重要なツールとなり得てる、ジカウィルスの安全かつ有効な株の開発への第一歩である」と述べました。
「しかし、ジカ・ウィルスをベースとした治療の安全性を上げるために、人が治験する前に、動物へのさらなる研究で対処する必要がある」と ダイヤモンド教授は述べています。
ジカ療法の安全性が確立されたとしても、分子標的治療のように他の伝統的な脳腫瘍治療と併用される予定だそうです。
この新しい研究報告は9月5日The Journal of Experimental Medicineに発表、掲載されています。
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健康の人には毒にしかならないけど、ガン治療に広く使われている毒性の高い化学療法と同じく、ジカウィルスの効能と安全性が一日も早く確立されることを願うばかり。
それにしても、ジカ熱が流行した頃は、世界はパニック状態になっていたと思います。
今回の、研究結果はまだまだ道半ばですが、ジカウィルスに目をつけ、研究している研究者たちの脳腫瘍を治したいという並々ならぬ使命感と逆転の発想に脱帽した次第です。
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3連休、台風18号の通過に伴い、各地で爪痕を残しています。福岡は今朝から大雨で 交通機関は 朝から見合わせていました。
今夜から 西日本、北陸、東北、北海道へと 通過するようです。
どうぞ、天候にはお気をつけて 素敵な連休をお過ごし下さいませ。
治療中でも キラキラと輝けますように☆
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