罹患前は毎晩すぐに眠れていたのですが、入院中、同室の方のいびきや寝言、深夜、早朝の徘徊などが気になり出し、なかなか眠れなくなってしまいました。
私の場合、術前抗ガン剤の後の手術を控えていたので、体力温存のために、睡眠導入剤(マイスリー)をしばらく服用していました。
術後の病理診断では悲観するほどでもなかったのにも拘わらず、元来の心配症の性格のためか、いろいろと考えだすと全く眠れなくなる夜が増えました。
主治医のすすめでマイスリーより強めのレンドルミンを服用していました。
しばらくして海外の医療サイトで、睡眠導入剤はガンの再発のリスクを高めるという記事を読んで愕然としました。
(参照元:ロサンゼルスタイムス・睡眠剤はガンや死のリスクを上げる http://articles.latimes.com/2012/feb/28/news/la-heb-sleep-aids-cancer-death-20120228)
記事では、まだまだ確固たるエビデンスが確立されていないも現実。でも、追跡調査では睡眠剤やの服用者と全く服用していない人を比べると歴然とした高い死亡率とガンの罹患率が報告されています。
昨年に出された報告ですが、日本ではいまも睡眠導入剤を処方されています。
じゃあ、結局のところどっちが正しいのか?
ドクターたちに尋ねましたが、答えは分かりません・・。
ただ、出来るならば運動をして身体を疲れさせて導入剤なしの生活を送るようにしたほうが良いのかなと思っています。
私の場合、上記の記事を読んで、どうしても眠れなくて困ったら夜中に弱めのマイスリーを飲んでみて、極力運動などをして、薬なしで眠ってみようと思ったのが、ストップしたきっかけでした。
現在は、定期的な運動を取り入れているためか、おかげ様で睡眠導入剤を服用せずに5.6時間は眠れるようになっています。
全く眠れない時は、睡眠導入剤を使って眠った方が、身体の免疫を下げないようにする意味で良いと個人的には思います。眠れないのって辛いですし、夜中に起きているとネガティブな思考になりますから・・。
【商品番号S044】
がん治療は、Trial and Error(試行錯誤)の連続。何が正しいか、間違いか 医療従事者たちでさえまだわかっていないのが現実。
その時に自分自身が納得が行く治療で臨みたいと思っています。
今日もお読み下さりありがとうございました。m(__)m
治療中の方は特に今週もお疲れ様でした。どうぞ良い週末を。
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