皆様、こんにちは。
「治療が終わって落ち着いたら、運動しよう」と思っている方が多いと思います。
私もそうでしたが、何回目かの入院の時に、同室の方が入退院の合間に毎回山登りをしているというお話を聞いて、軽い運動(ウォーキング)をするようになりました。
告知後、四六時中 がんのことばかり考えて心身ともに疲弊していた私でしたが 運動をすると 達成感と爽快感を味わうことができ、その夜から睡眠剤なしに眠ることができました。
それ以来、 定期的な運動をしています。
運動で身体を動かしている時は、後ろ向きの考えも あれこれ悩むことはできません。心が弱っている時こそ 運動はおすすめです。
特に、心身を整えるヨガはがん治療の方にとって 最適な運動の一つ。
先週末、九州大学総長でもあり医師の久保先生、日本ヨーガ療法学会の木村先生による講演がありました。
長く九州大学病院の院長をされていた久保先生は、がん患者さんがヨガを週に一度実施することによって、睡眠導入剤や安定剤などに頼ることなく前向きに治療に取り組み、 生存期間やQOLが上がったなどの実例をお話しされていました。
日本ヨーガ療法学会とは、西洋医学の治療に取り組む患者さんの心のケアにアプローチするヨガ療法士を育成する一般社団法人の学会です。
抗がん剤治療中や手術後まもなくは、体力も落ち、運動の制限もあって 新しい施設(ジムや運動教室など)に行くのは躊躇いがち。
リンパを取っている人にとっては、負荷がかかりすぎる運動は却って浮腫になる恐れがありおすすめしません。
通常のヨガ講師とちがって、ヨガ療法士は患者の病歴、体調を見ながら指導をしてくれるので、リラックスして受けることができるのではと思いました。
試験を受けてヨガ療法士になった先生は、下記のサイトより探すことができます。
確認したところ、例えば福岡県には サイト上には誰も登録されていませんが、実際は沢山いらっしゃるとのことで、ご興味のある方は一度、日本ヨーガ療法学会より問い合わせてみるほうがよさそうです。
日々、強いストレスにさらされているがんを罹患している方は呼吸が浅くなりがちなので、呼吸を長く整えるヨガはオススメ。
但し、ヨガでもいろいろな種類のヨガがあり、欧米人と比べて 日本人は緊張状態の下で過ごしているが多いので、欧米で人気のパワーヨガ(アグレッシブタイプ)は特に病気療養中の人には向かないとか。
がんセンターや大学病院などのがん拠点病院では、ヨガ療法士によるヨガクラスを実施されてます。
外部の患者さんも受け入れているところが多いので ご興味のある方は、お近くのがん拠点病院のHPやがん支援相談室などにご相談下さい。
今日は、脱毛中でも運動が気軽にできる ドレープ入りのキャップをご紹介致します。
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