こんにちは。
癌の治療法の一つに 抗癌剤療法があります。
今までは、癌の部位によって 抗がん剤が決まっていました。
先週、5月24日に アメリカ食品医薬品局(FDA)は、がんの発症部位に関係なく、特定の遺伝的特徴(バイオマーカー)に基づいた医薬品 Keytruda(商品名キートラーダ)(pembrolizumab・ペンブロリズマブ)を承認しました。
Keytruda(キートラーダ)は、特定のタンパク質の効果をブロックし、がん細胞と戦い、がん細胞によって破壊されたDNAの適切な修復を働きかけるものだそうです。
臨床試験でKeytruda(キートラーダ)を服用したこのような腫瘍を有する149人のうち、40%近くが完全寛解または部分寛解した。そしてその患者の78%について、その薬の効果は6ヶ月以上続いた、とFDAは述べました。
この薬の最も一般的な副作用には、疲労、かゆみ肌、下痢、食欲不振、発疹、発熱、咳、呼吸困難などがあります。
メーカーによると、重度または生命を脅かすアレルギーに過敏反応を抱える人々は、その薬の摂取をやめなければなりません。
また、胎児や新生児に害を及ぼす可能性があるため、妊娠している母乳育児の女性にはKeytruda(キートラーダ)は適用外です。
Keytruda(キートラーダ)は 2014年にFDAによって承認されていましたが、その時は メラノーマ、非小細胞肺癌、頭頸部癌およびホジキンリンパ腫の患者さんのみ適用されていました。日本では、2016年9月には、日本でも根治切除不能な悪性黒色腫を対象として承認されたばかり。
今回の遺伝子レベルからのアプローチが承認されたことは、今後とても大きな分岐点になるだろうと 連日多くのアメリカのメディアでは伝えられています。
参照先:US News
常々、がんの部位によって抗がん剤が指定され、その中でも効く人と効かない人がいたり、稀少がんには抗がん剤の選択肢が少ないことに悔しい思いをしていた方もいらっしゃると思います。遺伝子レベルからの抗がん剤が処方されれば より効果的な結果、寛解率、生存率が上がると思っています。
一日も早く、日本のがん治療も 遺伝子レベルのがん治療へと舵を切る日を期待していますし、今回のキートラーダは一定の遺伝的特徴(バイオマーカー)をクリアした患者にのみ適用されますので、あらゆる遺伝子レベルからの抗がん剤が創薬されることを願っています。
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