こんにちは。
本日は、皆さんにとっては、ちょっと遠くて知らない存在のサウジアラビアで活躍されている、乳がんサバイバーのサミア博士についてご紹介します。
サミア博士は元々は大学の准教授でもあり、産婦人科と婦人科のドクターとして サウジアラビアでは超有名人の女性だったのですが、2006年4月に自らが乳がんに罹患したことにより、乳がんに関する認識を広める活動を始めました。
日本では当たり前のような話にお感じだと思いますが、サウジアラビアにとってはセンセーショナルな出来事でした。
なにせ、サウジでは、周囲に癌を告知することは一種のタブーのようでして、、
しかも 有名人となると尚更のこと。
サミア博士は、乳がんの意識を広げる上での彼女の経験をためらうことなく講演をされ 本も出した功績に、国際的な評価を受けました。
2007年にアメリカ国務省から彼女の勇気を讃え女性賞を受賞しました。
サミア博士は、がんサバイバーとして 乳がんの啓発運動と、自身の闘病について 経験を話すために沈黙を破った最初のサウジアラビア人でした。
その後、サミア博士は サウジアラビアでも賞賛され、乳がんに関する国民の意識向上のための彼女の努力と勇気のメダルや、 サウジのハリド皇太子からも賞を受けました。
中東では、農村などの地域には十分は医療が無い地域の医療格差に加えて、乳がん検査(マンモグラフィー)に対する社会的な嫌悪感、そして病気に対する意識の欠如がサウジの女性の死亡では第一位となっているようです。
お子さんがいるサミア博士。
治療を受けている一人の母親として、医療従事者としての彼女の勇気は、多くの女性に病気の考え方を変えるよう促し、その功績は社会に影響を与え変えた世界のトップ100の女性の1人に選ばれました。
現在も、サウジアラビアのある乳癌のシェイク・モハメド・フセイン・アル・アモウディ・センター・オブ・エクセレンス・センターの責任者であり、乳腺科の部長を務めています。
また、湾岸協力協議会(UICC)理事会で、国際癌コントロール連合(UICC)理事会のメンバーに決まった最初の女性となりますます活躍されています。
(サミア博士) 黒いドレス(アバヤ)の袖口にはピンクリボンが施されています。
サミア博士のツイッター
サミア博士はツイッターで世界中の多くの人とつながるのが大好きだと話されています。英語も流暢なので興味のある方は話しかけてみたら返事がもらえるかもしれません 参照元:wiki
ちなみに、サミア博士のがんの告知日がご自身の誕生日だったそうです。その時に、これは神様から別の人生を与えらたと感じて前向きになれたと話されています。
何度も疑いがあるものの長い間、見過ごされていた私も自分の誕生日がん告知の確定した日でした。
当時は、彼女のような気持になれていなかったので サミア博士の話は私にとってはとても勇気をもらえたことを思い出します。思わぬ不運なことにあったとしても 捉え方次第でプラスになれると思っています。
さて、本日は、新作のショートリボンのスカーフ・キャップをご紹介致します。
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本日早朝に起きた地震、津波が心配です。
引き続き、お気をつけてお過ごし下さいませ。
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