治療中の皆様、お疲れ様です。
抗ガン剤治療と嘔吐防止のデカドロンやジェネリックのデキサメタゾンなどステロイドを一緒に投与される治療が多いかと思います。
ステロイド(デカドロン)のおかげで嘔吐することが激減したという効能がある一方で睡眠障害などの副作用もあります。
ただでさえ、治療中はいろいろと考えることが多いので夜中に目が覚めるのは辛いですよね。
現在のがん治療は0期などの初期段階から積極的に緩和ケアの導入で、睡眠導入剤やメンタル面のサポートをしてもらえるので一人で悩まずにどんどん医療スタッフに伝えましょう。
私も抗ガン剤治療中はデカドロンの投与の副作用で眠れなくなり、睡眠導入剤で寝むることができました。
それでも夜中に目が覚めてしまう時は、読み聞かせのCDをスマートフォンに入れて聴いていました。
なかでも、高倉健さんのCDはおすすめです!
実は、高倉健さんは俳優の傍ら本を数冊出されています。
私は映画は殆ど見たことがないのですが彼の書いた本は好きでして、その中の一つ「南極のペンギン」という本。
もう10年以上前の本ですが、高倉健さん自身が40年あまりの俳優生活で体験し交流した世界の人たちからインスパイアされ書かれた本です。
こちらの「南極のペンギン」のCDは高倉さん本人の声で収録されたもの。
抗ガン剤投与中は副作用で夜中でも目が冴えてしまい、ネガティブなことばかり考えがち。
夜中なかなか寝付けない時は、高倉健さんの朴訥でやさしい声に包まれながら眠りにつくことができる癒しのCD(本)でした。
先日の訃報を知り、久しぶりに聴いてみると寂しさで胸が一杯になります。
でも一つ一つの高倉健さんの心のこもったストリーに癒やされました。
この本は高倉健さんの違う一面が見ることができます。
夜中に目が覚めたら、読み聞かせやお笑いなど話を聴いていると悩みにくくなるので夜中に眠れない方は試してみてください。
友人はラジオを聞いて過ごしたそうですが、私の場合は時報を伝えるラジオは明け方まで眠れない時は却って焦ってしまい合いませんでした。
皆様にフィットした睡眠障害による夜中の過ごし方が見つかりますように。
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