こんにちは。
今日はイギリスのニュースをご紹介します。
これは、イギリスのBroad Oak Community Primary School という小学校で 脱毛症に悩んだ児童がウィッグを着けて学校へ登校したところ「ウィッグは制服じゃないし、体育の時間は不健康で危険だから」という理由で 外させました。
このお子さん(エープリルちゃん)の円形脱毛が14個もでき 脱毛が進行したことで、クラスメートからの「いじめ」がはじまりました。
心配したお母さんがウィッグを買ってあげたところ、笑顔が戻ったと語っています。
お母さんは、学校にも脱毛症によるいじめの現状を伝えてウィッグでの着用をお願いしたものの理解してもらえず 、教師はウィッグを着用して登校したエープリルちゃんのウィッグを外しました。
エープリルちゃん本人はウィッグを着けて学校へ行くことを希望しています。
ウィッグを外すことはいじめを助長させるだけなのに、学校側の対応には想像しただけで心が痛みます。
この件はSNSでで拡散され、先月11日にイギリスの大衆紙 サン(The Sun)はじめ多くの主要メディアに取り上げられ非難されています。
この学校側は引っ込みがつかないのか、「がん患者の子供に対しても同様にウィッグを外すように指導していく」と伝え態度を固辞しています。参照元:WBNEWS
イギリスの脱毛症のチャリティー団体は「ほとんどの学校では患者はかつらを着用して学校生活を送っている」と反論しています。
先日の神奈川の教育委員会の不愉快な発言もそうですが、イギリスでも同じように 想像力が欠如している人の言動にやるせない気持になります。
但し、Broad Oak Community Primary School で検索すると非難の意見が寄せられていることから、学校側の対応について憤っている人が多いことがせめてもの救いで、エープリルちゃんのウィッグを着けての登校ができることを願っています。
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寒い日が続いていますので、くれぐれもご自愛下さい。
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