こんばんは!店長のゆみです。
「抗がん剤や手術よりも脱毛が怖かった」という方が多いと思います。
確かに、先日参加した患者会でも髪の悩みで女子トーク炸裂していました。
病状の事情により臨床に参加した(せざるを得なかった)私。
私のプライマリードクターからは告知とともに「強めの抗がん剤3種類を18クール使います。副作用で100%、200%脱毛します。」と言われ、その日から抗ガン剤用のケア用品の情報収集。
何せ告知とともに1週間後には抗ガン剤治療のため入院が始まったので落ち込むというよりは情報収集に明け暮れていたような・・。
病院から紹介された「患者」とわかるような医療用帽子ではお客様相手の仕事は続けられないなーと思ったのが本音です。
その中でこれが 私の中でヒット!
ご存知、フェラガモのドレスとスカーフ。
こういう、患者がいたっていいよねーと一人で盛り上がってました。
早速、私の海外の友人や仕事仲間、特にイスラム圏の友人からおしゃれなスカーフの巻き方を伝授してもらいましたが、ツルッとした頭皮では、安定感がなくて逆にずれることが心配でストレス倍増。
そこで、数社のメーカーからがん患者用のスカーフキャップを取り寄せました。
自身のつけ心地などで今のメーカーが一番良く、治療が一段落したら 恩返しの意味でも私の後輩達(勝手に思っております・笑)が、少しでも楽しく治療が続けられますことを願って治療に励んでいました。
微力ながら、
「脱毛したって、病気になったって、貴女は貴女。
貴女の尊厳は誰も奪うことはできない。」
ということをスカーフキャップを通じて伝えていけたらと思っています。
幾度となく続いた入院中に出会った美容家の山野さんから
「ウィッグでもスカーフキャップでも、自信をもってパリコレに出ているトップモデルのように
前を向いて歩くことが大切!」
と勇気づけられました。
脱毛したって、病気でも、おしゃれして楽しみましょう
いえいえ、逆に、どんどん おしゃれをして免疫を上げましょう。
それでは、良い週末をお過ごし下さいね。
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